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海外SEO対策として何をすればいいのか

日本人の他に海外からのアクセスアップが期待できる海外SEO

日本人向けの日本語サイトのSEOと比べて、どんな対策をすればいいかわかならいという人も多いだろう。

普通にキーワード選定するんじゃダメなの?
それも必要だけど、海外からのアクセスされるという点で気をつけなくちゃいけないところもあるっぽいよ
ぐぬぬ

今回はそんな「海外SEO対策として何をすればいいのか」について調べたことを紹介する。

 

この記事を書いている人


ITエンジニアをする傍らIT系雑記ブログ「ITips」を書き溜めているブロガー。「ITips」は1年半くらい継続しており、月間PVは15000PV、収益は月に2000~4000円程に成長。有益な記事を提供しつつ自分の懐も潤う状況を目指して勉強中。1年程度だが海外生活経験もあり、旅行もするので海外のネット事情には少し明るい。

記事を読むメリット

海外SEO対策として何をすればいいのかがわかる

 

 

 

海外SEO対策として何をすればいいのか

海外SEO対策として何をすればいいのか

 

海外SEO対策として何をすればいいのか。

まず必須で行うべきことには以下のようなものがある。

海外SEOの必須対策

  • 言語毎に異なるURLを用意する
  • どの言語で書かれているかGoogleがわかるようにする

 

言語毎に異なるURLを用意する

 

まず言語毎に異なるURLを用意する必要がある。

これは当然と言えば当然で、検索エンジンはURLとコンテンツを紐付けてインデックスするので、URLが無ければ検索エンジンに登録できない

 

言語のバージョンごとに異なる URL を使用する

Google では、ページの各言語のバージョンに異なる URL を使用することをおすすめします。Cookie やブラウザの設定を使用してページ上のコンテンツの言語を調整する方法はおすすめしません。

引用元:多地域、多言語のサイトの管理 - Search Console ヘルプ

 

ではどうやって言語毎に異なるURLを用意すればいいのか。

方法としては2つある。

 

言語別にURLを用意する方法

  • サーバー、ドメインを分ける
  • ロケール設定をする

 

サーバー、ドメインを分ける方法は当然サーバー代やドメイン費用が倍プッシュで発生する。

しかしコスト面を受け入れられるなら分けたほうが良い。理由については後述する。

 

WordPress内でロケール設定するという方法もある。

ロケール設定して言語ごとに記事を書く場合は、プラグインを使う方法が簡単でオススメである。

 

どの言語で書かれているかGoogleがわかるようにする

 

そしてもうひとつ重要なのが、どの言語で書かれているかGoogleがわかるようにすることだ。

検索する際、普段は意識していないがGoogleはユーザーの言語や地域に合わせて表示する検索結果を変えている

故にGoogleがページをクロールする際に、サイトの言語がわからないと適切にインデックスしてもらえないことになる。

Googleへの言語の伝え方について、ヘルプでは以下のように記載されている。

 

ページの言語が明確にわかるようにする

Google では、ページの表示内容からその言語を判断します。lang 属性のようなコードレベルの言語情報や、URL は使用しません。Google で言語が正しく判断されるように、各ページのコンテンツとナビゲーションには 1 つの言語のみを使用し、原文と訳文を併記することは避けてください。

引用元:多地域、多言語のサイトの管理 - Search Console ヘルプ

 

「ページの内容から判断する」のでページ内に複数言語の記述があるのは望ましくない。

特に「原文と翻訳文の併記」は他言語のサイトを引用する際にやってしまいかねない

 

ナビゲーションについてはbogoプラグインをインストールして、メニューから「テキストの翻訳」を選ぶと

 

このようにカテゴリー名などの翻訳を編集できる画面があるので、そこで編集すると良い。

 

 

他の海外SEO対策

 

必須ではないが、他の海外SEO対策として以下のようなものがある。

その他、海外SEO対策

  • サーバー、ドメインを分ける
  • SNS上で宣伝する

 

サーバー、ドメインを分ける

 

サーバー、ドメインを分けるのも必須ではないが大事である。

 

分ける目的としては、ユーザーにアクセスしやすい場所にサーバーを置くことにある。

サーバーがどこにあるかはSEOには関係ないとされているが、あくまで「直接は」の話。

 

サーバーが日本にある場合、海外からアクセスする際に海底ケーブルなどを経由してアクセスすることになる。

海底ケーブルは太くて通信速度も早いとされているが、海外ユーザーの端末から日本のサーバーまで全て太い回線で接続されているわけではない

間に中継地点がいくつも存在し、距離が遠ければ遠いほど遅延は起こる。

そして通信遅延はそのままページの読み込み速度に直結する。

SEO的にはページの読み込み速度は早いほど良いので、表示が遅いサイトは評価が下がる

 

そして日本にいるとなかなか気づきにくいが、国によっては通信速度が良くない国もある。

 

そんなに遅いの?
2017年にインドの都市部に住んでたときは固定回線なのに4Mbpsしか出なかったわ
お、遅い・・・
そこにサーバーとの距離問題もあって日本のサイトをPCで表示するのに1分くらいかかったりしてましたね

 

故に読み込みを遅延させない為にサーバーの位置が重要になってくる。

アメリカ人向けのページはアメリカのサーバーにあった方が良いし、インド人向けのページならインドのサーバーにあったほうがユーザーの端末からアクセスする際に遅延が少なくて済む。

 

サーバーを分けられない場合は、以下のような対策を行い読み込み軽量化を図ると良いだろう。

  • 画像を軽量なjpegに置き換える
  • 使っていないプラグインを削除する
  • javascritや動画コンテンツなど読み込みが必要な要素を避ける
  • キャッシュを有効にする

 

SNS上で宣伝する

 

もうひとつ重要なのがSNSで宣伝することだ。

「SNSはSEOと関係ないじゃないか」と思うかもしれないが、海外SEOを試行錯誤した人が以下のように記述している。

何をやったかというと、Facebook広告などのSNS広告を使ってターゲット国からの流入を一時的にバッとあげました(これを勝手に”呼び水流入”と呼んでいます)

そうしたら、それまでSEO順位50~70位くらいでさまよっていたのが、急にTOP5入りするように!

引用元:海外SEOで勝つポイントは、実は「サーバーの持ち方」と「呼び水流入」だったはなし|有井誠|note

 

SEOの評価ロジックは不明だが、想像するに「アクセス数と滞在時間」と「検索順位」「鶏と卵」のように相互に関係していると考えられる。

 

普通にサイト管理者の立場で考えれば、「検索順位が上がらない→アクセスが増えない」という関係を考える。

しかし検索順位を評価する側から考えると「アクセス数や滞在時間がわからない→他のサイトよりも順位を上げていいかわからない」という考え方も成り立つ。

 

そこで役立つのが「呼び水流入」と言われるSNSからの流入。

まず検索に頼らずにユーザーを呼び込みを試みる。

タイトルや内容が魅力的ならばアクセス数や滞在時間が増えるので、Googleに対して「このページは良質なコンテンツなので順位挙げても大丈夫ですよ」と伝えることができる。

 

この方法は海外SEOの限らず、検索順位の低いブログの初期戦略にも応用できる

 

海外SEO対策として何をすればいいのか まとめ

 

海外SEO対策としてまずやるべきことは以下の2点。

この2点を行い、検索サイトがインデックスできるようにする

海外SEOの必須対策

  • 言語毎に異なるURLを用意する
  • どの言語で書かれているかGoogleがわかるようにする

 

そして可能であれば以下の対策も行い、読み込み軽量化や初期流入の確保を行うと良い。

その他、海外SEO対策

  • サーバー、ドメインを分ける
  • SNS上で宣伝する

 

多言語設定については以下を参考にすると良い。

 

 

他にも海外アクセスとアドセンスポリシーについて調べた記事もあるので、もしよければ見てみてほしい。

 

 

 

 

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KRSW

ITエンジニア兼ブロガー。 SEOは有名ブロガーやインフルエンサーの発信内容を読み、理解した内容を自分なりの解釈で書いています。 Twitterでも活動中。 よかったらフォローお願いします。 (,,゚Д゚)ノ

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